英語にも物腰の柔らかさをプラス
一般的に仕事上は、タメ口ではなく敬語で話しますよね。
英語でも、相手を尊重し気を配るための婉曲な表現として、いわゆる敬語のようなものが使えたら役立つと思います。
たとえば、椅子に座ってください、
というのを単純に英訳すると、please sit down.かと思いますが、
これは一部のネイティブの方にとっては、ワンちゃんのように座れ!と命令されているようなイメージを持たれる方もいらっしゃるようです。
せっかく相手を気遣って椅子におかけくださいと言っているつもりなのに、相手によってはそんな失礼な気持ちにさせてしまってるとしたら、残念ですよね。
たとえば、こんな表現が無難です。
Please have a seat.
どうぞかけてください。
Please be seated.
どうぞ着席してください。
少し婉曲、というか、物腰柔らかなイメージですよね。
動詞ごとに表現を覚えるのは大変ですが、
かといって、動詞の前に「Please」をつけるだけでは、敬語としてはやや不十分なのかもしれません。
「Please」のかわりに、
I would appreciate if you would … や Could you please や I am wondering whether you would …を使ってみたり、
文章で使うとしたら、Please kindly 動詞
という表現が役に立つかなと思いますね^ ^
例
・Please submit the document by tomorrow. (明日までにその書類を提出してください)
・Could you please submit the document by tomorrow ? (明日までにその書類を提出していただけないでしょうか)
・I would appreciate it if you would kindly submit the document by tomorrow. (明日までに書類を提出していただけると大変助かります)
・I inform you that I will be out of office tomorrow.(明日はオフィスを不在にします)
・Please kindly be informed that I will be out of office tomorrow.(明日はオフィスを不在にすることをお伝えさせていただきます)
・Please come to my home party (ホームパーティに来てください)
・It is great if you would come to my home party (ホームパーティに来ていただけるならばうれしいです)
ただ、仲良くなった相手に過剰な敬語を使うと距離を感じさせてしまうかもしれず、難しいところです。
場合に応じて、適切な距離感でことばを選ぶよう心がけたいですね♪
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